ルーレットは「0~36」の37の数字を当てるゲームです。その確率は1/37=2.7%、37回に1回しか当たりませんが、賭ける数字を増やしたり、賭ける金額をコントロールすることで勝率を大幅に引き上げることが可能です。
そのように勝率をコントロールするものを攻略法と呼び、カジノゲームの発祥時代から実に様々な攻略法が編み出されています。
当サイトでは、ルーレットをプレイする際はヨーロピアンルーレットをおすすめしているため、ヨーロピアンルーレットのシステムを基に解説しています。
グランマーチンゲール法とは?
グランマーチンゲール法とは、狙った賭けが当たるまで賭け続け、かつ賭け金額を倍+1に増やしていく方法です。
通常のマーチンゲール法は、狙った賭けが当たるまで賭け続け、かつ賭け金額を倍に増やしていく方法ですが、グランマーチンゲール法はさらにチップを+1するので、マーチンゲール法よりも利益が若干大きくなります。
- 1チップを赤に賭けて負け -1
- 2チップ(賭け金が倍)+1を赤に賭けて勝ち +3
- 1チップを赤に賭けて負け -1
- 2チップ(賭け金が倍)+1を赤に賭けて負け -4
- 6チップ(賭け金が倍)+1を赤に賭けて負け -11
- 14チップ(賭け金が倍)+1を赤に賭けて負け -26
- 30チップ(賭け金が倍)+1を赤に賭けて勝ち +5
マーチンゲール法との違いは、マーチンゲール法は最初に賭けた金額分の利益が取れますが、グランマーチンゲール法は+1の分だけ利益が増えていく点にあります。
グランマーチンゲール法が使えるゲーム
グランマーチンゲール法が使えるゲームは、勝率が約50%で配当が2倍のものです。
グランマーチンゲール法が有効なゲーム |
ルーレット |
バカラ |
ブラックジャック |
ルーレットのアウトサイドベットで配当が2倍のものは、勝率が約50%なのでグランマーチンゲール法が有効です。
グランマーチンゲール法の欠点
グランマーチンゲール法には、マーチンゲール法と同じように2つの欠点があります。
一つは、賭けの回数が多くなればなるほど賭けの金額が大きくなるということ。もう一つはテーブルリミット(賭け金の上限下限)です。
この2つの欠点についてはすでに「マーチンゲール法」に書いたので、そちらを参照してください。
また、「2つの欠点を補う方法」も「マーチンゲール法」と同じなのでここでは割愛します。
攻略法について
当サイトでは「攻略法」と呼称して紹介していますが、あくまでゲームを楽しむためのものであり、「確実に勝てる方法」ではありません。
ルーレットは確率と僅かな「運」に左右されるため、例えば完全に攻略してルーレットのプロになる、というようなことは難しいと考えられます。
攻略法は、先人が考え出した手法を取り入れてゲームを楽しむためのものなので、ゲームをする際は自己責任のもとにプレイするようにしてください。