ルーレットは「0~36」の37の数字を当てるゲームです。その確率は1/37=2.7%、37回に1回しか当たりませんが、賭ける数字を増やしたり、賭ける金額をコントロールすることで勝率を大幅に引き上げることが可能です。
そのように勝率をコントロールするものを攻略法と呼び、カジノゲームの発祥時代から実に様々な攻略法が編み出されています。
当サイトでは、ルーレットをプレイする際はヨーロピアンルーレットをおすすめしているため、ヨーロピアンルーレットのシステムを基に解説しています。
ジェームズボンド法とは?
ジェームズボンド法とは、3箇所にチップを合計$200賭けるとてもシンプルな攻略法です。
3箇所のベットは「0」ストレートアップ、「13~18」のシックスライン、「19~36」のハイナンバーです。
ジェームズボンド法の勝率
それぞれのベットがカバーするエリアは以下の緑部分内で、37ある数字の25数字をカバーしています。つまり、ジェームズボンド法の勝率は67.5%です。
1~12の数字のみが外れとなり、その確率は32.4%です。
それぞれの確率、配当倍率と配当金は以下になります。
確率 | 賭け金($) | 配当倍率 | 配当金($) | |
0 | 2.7% | 10 | 36 | 360 |
13~18 | 16.2% | 50 | 6 | 300 |
19~36 | 48.6% | 140 | 2 | 280 |
ジェームズボンド法の利益
$200のチップを賭けているため、差し引きの利益は以下になります。
賭け金($) | 配当金($) | 差引利益($) | |
0 | 10 | 360 | 160 |
13~18 | 50 | 300 | 100 |
19~36 | 140 | 280 | 80 |
67.5%の勝率ですが、32.4%負ける可能性があります。まさにギャンブルです。
ジェームズボンド法の勝率をさらに上げる方法
ジェームズボンド法の勝率が67.5%だということは分かりましたが、これではまだ不安だという方は、賭けるタイミングを見計らってみてください。
賭けるタイミング
ジェームズボンド法では、1~12の数字にボールが当たると負けます。
オンラインカジノのライブルーレットでは、以下のように出目表が500ラウンド分表示されます。
1~12のいずれかが連続して出た場合、ジェームズボンド法を使用すると勝率が上がると考えます。
1~12のハズレナンバーが出る確率は32.4%です。
ナンバー | 数字の個数 | 確率 |
0 | 1 | 2.7% |
13~18 | 6 | 16.2% |
19~36 | 18 | 48.6% |
1~12(ハズレ) | 12 | 32.4% |
このハズレナンバーが2連続で出る確率は、32.4%×32.4%=10.5%です。つまり、2連続でハズレナンバーが出るのは10回中1回です。
ハズレナンバーが2回連続で出ているのを目撃したら、すかさずジェームスボンド法を試してみるのも良いかもしれません。
3倍の$600を賭ける
ジェームズボンド法を使用して、1回目で外れてしまった場合は2回目に3倍の$600を賭けてみましょう。
前述した通り、ハズレナンバーが出るのは10回中1回なので、2回目で$600を賭けて当たれば以下のような利益となります。
賭け金($) | 配当金($) | 差引利益($) | |
0 | 30 | 1080 | 280 |
13~18 | 150 | 900 | 100 |
19~36 | 420 | 840 | 40 |
1回目に$200、2回目に$600を賭けているので合計賭け金は$800となりますが、ハズレナンバーが2連続で出るのは10回中1回なので、10回中9回は上記の利益が出ると考えられます。
攻略法について
当サイトでは「攻略法」と呼称して紹介していますが、あくまでゲームを楽しむためのものであり、「確実に勝てる方法」ではありません。
ルーレットは確率と僅かな「運」に左右されるため、例えば完全に攻略してルーレットのプロになる、というようなことは難しいと考えられます。
攻略法は、先人が考え出した手法を取り入れてゲームを楽しむためのものなので、ゲームをする際は自己責任のもとにプレイするようにしてください。