
バカラとは「BANKER」と「PLAYER」に配られるカードの結果を予想するゲームです。ここでいう「BANKER」と「PLAYER」は仮想の人物で、この2人の勝負でどちらが勝つかを予想します。私たちプレイヤー(客)はこの2人の対戦の観覧者というイメージです。
バカラの基本用語
バカラには色々な専門用語があります。ここにあるものは基本的な用語で、これらの基本的な用語を覚えておけばオンラインカジノでバカラをプレイする分には問題ないでしょう。
BET(ベット)
お金(チップ)を賭けること。
PLAYER
カードを先に配られる方。客(カジノプレイヤー)の意味ではない。
BANKER
カードを後に配られる方。
ディーラー
バカラゲームの進行役。
ディール(ヒット)
ディーラー(ゲーム進行役)がカードを配ること。ヒットともいう。
ステイ(スタンド)
カードを配らないこと。
ナチュラル
PLAYERもしくはBANKERに配られた2枚のカードの合計が「8」か「9」の場合。この場合は3枚目のカードが配られずに勝負となる。
タイ(引き分け)
PLAYERとBANKERのカードが同数の時は引き分け(タイ)となる。引き分けにBETすることをタイBETともいう。タイのオッズは8倍に設定されているカジノが多い。
ペア
カードの数字が揃うこと。BANKERペア、PLAYERペア、その他ペアなどがあるが、特徴的なのはカードの合計値で勝つ必要がなく、カードの数字が揃っていれば配当がもらえる。確率的にも低いので高配当が狙える。カジノによって様々な種類のペアがあるので事前にチェックが必要。
しぼり(スクイーズ)
カードを端からめくること。端から見える絵柄などからカードの数がわかるため。そのテーブルで1番高額なBETをしたプレイヤー(客)にこの権利が与えられる。ドキドキ感を味わうためのもの。
ハウスエッジ
バカラではBANKERの勝率がPLAYERよりも若干高いため、ほとんどのカジノではBANKERで勝った時の配当から5%の手数料を徴収している。
100円BET時の配当 | |
PLAYER | 200円 |
BANKER | 195円 |
誰でもわかるバカラのルール
バカラのテーブル上で「BANKERさん」と「PLAYERさん」の2人が勝負をしているという設定です。ディーラーはバカラのルールどおりにカードを「BANKERさん」と「PLAYERさん」の2人に配ります。プレイヤー(あなた)は「BANKERさん」と「PLAYERさん」の2人のうちどちらが勝つか、もしくは「引き分け」になることを予想してBET(チップを賭ける)します。それがバカラです。
各カードの数字の読み方
バカラでは「2」〜「9」のカードはそのままの数字として読み、「10」〜「K」(キング)は0か10のどちらでもかまいません。「A」(エース)は1となります。
カードの数字 | バカラ上の数字 |
2,3,4,5,6,7,8,9 | そのままの数字 |
10,J,Q,K | 0 or 10 |
A | 1 |
ハートやスペードなどの絵柄はカードの強さに関係ありません。
勝敗の決め方
カードは「BANKERさん」と「PLAYERさん」にそれぞれ最大3枚まで配られます。配られたカード合計の下一桁が「9」を超えない範囲で「9」に近い方が勝ちとなります。
下の写真では「PLAYERさん」のカード合計が「8」で「BANKERさん」の合計が「12」となり、「BANKERさん」のカードは下一桁が「2」となりますので「PLAYERさん」の勝ちです。
カードを配るルール
ディーラーはバカラのルール通り「BANKERさん」と「PLAYERさん」にカードを配ります。最初にそれぞれ2枚のカードが配られますが、特定の条件下では最大3枚までカードが配られます。
PLAYERさんの場合
最初に配られる2枚のカードの合計が「1」〜「5」の時は3枚目のカードが追加されます。
2枚の合計が「6」以上であれば自動的に勝負開始となります。
BANKERさんの場合
最初に配られる2枚のカードの合計が「6」以下で、なおかつPLAYERさんのカードの方が強い場合、3枚目のカードが追加されます。
2枚の合計が「7」以上であれば自動的に勝負開始となります。
ナチュラル
最初に2枚のカードが配られた時点で、「BANKER」と「PLAYER」のどちらかのカード合計が「8」か「9」の場合はナチュラルといって強制的に勝負となります。
この写真はPLAYERさんの最初に配られたカード2枚の合計が「8」のためナチュラルが発動、BANKERが3枚目のカードを引くことなくPLAYERの勝利となります。
BETの方法
バカラでは基本的にBETできる場所は5つです。「BANKER」か「PLAYER」、「タイ」(引き分け)そしてBANKERとPLAYERがペアカードを引く「BANKERペア」、「PLAYERペア」と呼ばれるものです。
ペアは特殊で、例えば「BANKERペア」にBETしていれば、BANKERがカードの合計でPLAYERに負けていても、カードの数字が揃っていれば配当がもらえます。PLAYERペアも同様です。
勝った時の配当
バカラで「PLAYER」にBETして勝った時は、基本的に1倍の配当がもらえます。1倍の配当というのはBETした金額と同じ金額がもらえるということです。100円をBETして当たった場合は200円が払い戻しとなります。
1倍は「1:1」と表示されており、引き分け(タイ)の場合はほとんどのカジノで8倍に設定されているのですが「8:1」と表示されています。
バカラの場合はBANKERの方がPLAYERよりも確率的に勝ちやすくなっているので、5%のハウスエッジをとっているカジノがほとんどです。ハウスエッジとはカジノ側の手数料で、BANKERにBETして勝った時は100円BETの場合で配当が195円となります。
BET | 結果 | 配当(100円BETの場合) |
PLAYER | 勝ち | (1:1)200円 |
BANKER | 勝ち | (1:1-5%)195円 |
TIE(タイ) | 引分け | (8:1)900円 |
PLAYERペア | ペアカード | (11:1)1200円 |
BANKERペア | ペアカード | (11:1)1200円 |
罫線とは?
バカラで遊ぶと「青」や「赤」のマークかBANKERの「B」やPLAYERの「P」という字が表示されたものがあります。これを罫線(ケイセン)と言います。
罫線はそれまでの結果を表にしたものです。この罫線を見ればそれまでの結果が一目でわかります。次にどの目が来るかというタイミングを測るために利用するプレイヤーもいます。
カジノでのバカラの流れ
バカラはディーラーがカードを配る前にBETをします。オンラインカジノではカードを配る前にディーラーが「プリーズ ユア BET」(BETしてください)と言います。
参加しているプレイヤーたちが一通りBETをし終わったら、「ノー モア BET プリーズ」(BET終了です)と言いますので、BETを終了して勝負の行方を見守りましょう。
ディーラーが「ノー モア BET」と言うまではチップの移動やBETは自由に行うことができます。しかしゲームの進行を止めないためにオンラインカジノではBETの時間が決まっていて、わかりやすく表示されています。それぞれのカジノによってBET時間の表示方法や場所は違いますが、遊んでいるうちに慣れてくるでしょう。
BETできる金額
オンラインカジノのバカラゲームでBETできる金額は、ほとんどの場合50円程度から始めることができます。バカラのテーブルにも低レート・高レートがありますので、低レートの場合は最小で50円からと覚えておくと良いでしょう。
高レートのテーブルはVIPバカラと呼ばれるものになり、100万円単位でBETすることが可能です。高いものになると1200万円までBETできるオンラインカジノもあります。それで予想が当たった場合の配当は1倍なので、2400万円の払い戻しということになります。
低レート | 50~100,000(単位:円) |
高レート | 10,000~12百万(単位:円) |
バカラをプレイするなら
オンラインカジノは数多くありますが、バカラをプレイするなら次の2つのカジノがオススメです。理由としてはマックスBETが高く設定されているということです。パイザカジノは1200万円、エンパイアカジノは600万円です。またこの2つのカジノはバカラに非常に力を入れているのでテーブルの台数も多く、席に座れないということもありません。無料でアカウントを登録したら各バカラテーブルを見学できるので、高額BETが飛び交う様子を見ているだけでも面白いですよ。もちろんスマホにも完全対応しています^^