
真瞳術チャンスに頭が真っ白。必死に台にしがみつく
私はバジリスク絆が大好きです。バジリスク愛が強いのに台は応えてくれません。1年位打っているのに真瞳術チャンスに入った事が1回も無かった悲しい私の話です。
いつものホールに行き、いつものバジリスク絆に座ります。けど、その日は今までの絆と違う絆でした。
弱チェリーが落ちる、落ちまくる。
こんな絆は打ったことないなとそれがその日の台の印象でした。しばらく打つとバジリスクチャンスに当選し、難なくバジリスクタイムに入ることが出来ました。朧スタートで始まった私のバジリスクタイム、朧なら最低でも3連は欲しい所です。
2連目で縁高確が点灯、最後の鬼哭啾啾まで巻物を引けなかった私ですが、最終ゲームで巻物を引き、朧の「まだです!」で復活をする事が出来ました。
その時、ふと違和感を覚えます。(あれ?朧復活って下パネル消灯したっけかなあ?)その違和感は次の弦之介のセリフで吹き飛びます。
「無双一閃!」
あぁ!無双一閃だ!結構絆打ち込んでるんだけど成功させた事ないんだよなあ。って言うかベルナビすら来ないんだよなぁ。と半ば諦めの無双一閃。周りの人もチラチラこちらを見ています。
その中での無双一閃は皆さんも同じで緊張してるのでしょうか。ベルを引けども引けども弦之介はプッシュボタンすら押させてくれません。そして最後の2択のベルナビを外し今回の無双一閃、最初で最後のプッシュボタンを押しました。
するとどうでしょう、弦之介の眼が開いて台からけたたましい音が鳴り響きます。そうです、私は最後のベル2択ハズレからの真瞳術成功を勝ち取ったのです。
頭の中はパニックです。(え、2択外したよね?なのに成功なの?え?え?)とりあえず瞳術絵柄を揃えます。
「我が瞳術とくと味わえ!」
聞いた事のないテンパイボイスに感動を覚えます。そして始まりました、真瞳術チャンス。その瞬間、頭が真っ白になり倒れそうになってしまい、思わず台にしがみついてしまいました。
初めての真瞳術チャンスで興奮し過ぎて倒れそうになるなんて恥ずかしい。そんなフラフラの中で微かに見える狙え!の文字。必死で狙います。必死で狙って乗せたストックの数は3個。たった3個でした。
ループする事もなくあっという間に終わってしまった私の真瞳術チャンス。それでも、あの音は生涯忘れる事はないでしょう。
その後、祝言モードに入ったり、夢幻泡影が出たりして終わってみれば6000枚出すことに成功しました。これが私の初めての真瞳術体験でした。