
カジノの王道バカラで大博打!
オークランドのSkycity Casinoでは、バカラは人気ナンバーワンと言っても過言ではありません。
特に中国人やアラブ系の人たちの中で人気が高く、カジノ内にはバカラゲームの専用ラウンジと、ハイローラーしか入れない、VIPバカララウンジの2種類が存在します。
今回は初めてのバカラへの挑戦ストーリーと、バカラのゲーム性、ギャンブル性とルールについて、綴らせていただきます。
結果的にこの後、私はバカラにはまってしまい、6か月後にはVipラウンジでギャンブルするまでにレベルが上がっていきます。
バカラのルールと依存性
まずはバカラというゲームの説明です。
大王製紙元会長の井川意高氏の事件で一躍有名になった、カジノのテーブルゲームの1種で、カジノ内で最も大金が動くゲームの一つです。
大王製紙元会長の井川意高氏は、東京大学法学部を卒業後、祖父が創業した大王製紙に入社、オーストラリアのゴールドコーストで初カジノを経験し、元手の100万円が2000万円にまで増えたことで味を占めてしまい、カジノ資金約106億8000万円を関連会社から借り入れていたことが発覚、2011年に特別背任容疑で逮捕され、懲役4年の実刑判決を受けた人物です。
バカラは勝率が高く、ベットする額も青天井で、1回1回の勝負に手に汗握る攻防がひしめき合います。
ルールは単純で、「BANKER」と「PLAYER」と呼ばれる仮想の二人による勝負です。ディーラーは「BANKER」と「PLAYER」両方にカードを2枚配ります。
「J/Q/K」は全て10点とカウントされ、それ以外のカードはそのままの数字が得点としてカウントされます。
2枚のカードの合計数の下一桁の数字が、9に近い方が勝者で、「BANKER」と「PLAYER」どちらかにベットし、勝敗をつけます。
「PLAYER」にベットして買った場合、配当は2倍。「BANKER」にベットして買った場合は、配当は1.95倍。引き分けた場合は、そのままベット額が帰ってくるルールも存在します。
また、「タイ(tie)」と呼ばれる、勝負が引き分けに終わるという結果に賭けることが可能。タイはサイドベットと呼ばれ、プレイヤーかバンカーにベットした上で、同時にタイにもベット出来ます。「タイ(tie)」の配当は11倍です。
細かいルールがあり、カジノによってもルールが違うのですが、上記が大まかなルールです。
「BANKER」は最初の2枚の合計数が7以上の場合、3枚目のカード引かない(スタンド)ことが多く、「PLAYER」は5以下で3枚目を引いてヒットし、自滅するパターンもあるため、「PLAYER」と比べると、若干勝率が高いのです。
その為、勝利するとコミッション5%分を差し引かれるので、配当が1.95倍となります。
さて、そんなバカラですが、当時の私はVIPエリアへ入る権利がなかったため、一般のカジノの中でのバカラフロアでデビューします
ミニマムBETは$10から、マックスBETは$500とかなり幅のあるテーブル設定で、小額ベットのテーブルには人が群がっています。
テーブル横に、直近の50ゲームの勝敗などの情報が掲示されている、電光(罫線)ボードがあります。ほとんどの客が中国人なので、英語と中国語の表記。何やら専門用語だらけで、なんのことかチンプンカンプン。
一先ず空いていたミニマムBET$50のテーブルに着席。見様見真似で、周りの人と同じように$500を出してみます。
ディーラーから「All $500 Tip?」と両替するか聞かれ、そのまま全てチップへ両替。
PLAYER、BANKERに適当に掛けながら始めたのが、はじめてのバカラデビューでした。
ビギナーズラックのバカラ初勝負は驚きのプラス収支$12,000(約90万円勝ち!)
結果から先に言ってしまうのですが、初めてのバカラデビューで大勝。
初期投資額$500があれよあれよといううちに、$12,500まで膨れ上がり、そこでアウト。プラス収支$12,000。
ここから私はどんどんバカラにはまっていきます。
見様見真似で始めたのですが、途中から横に座っている、いかにもお金持ちそうな中国人のおじいさんから指南をしてもらい、Tieベットの方法を教わります。
Tieエリアにはベットする際にマックスベット額が決められているので、少額のチップにも交換してもらって、Tieベットをしながらゲームを進めていく手法を取ります。
序盤からかなりのTie比率が高く、まさにビギナーズラックを実感。
ゲーム開始から20ゲームほど$50-100ベットで勝ちを続け、Tieのあたりが6回と異常なヒキを見せ、プラス収支が$5000。時間でいうと30分ほど。時給換算すると35万円ほどです。
このタイミングで内心「このゲームは簡単に勝てるな!」と思い込み、頭の中ではドーパミンが溢れ出ていました。
その後、勝ち分に余裕が出てきたので、1回のベッド額を$500と張り、30ゲーム続行。ここでも勢いは止まらず勝ちを重ねていき、結果的に$12500の大勝利。
そのまま大量のチップを交換所に持って行き、分厚い札束を手にしました。
ここで味を占めた私はカジノにはまっていきます。帰り際にはしっかりと会員カードをゲットして、半額の$6500分はカジノに保管してもらいます。(大金を海外で持ち歩くのは危険ですし、日本のATMのように現金をATMへ入金できないところがほとんどなので)
スロット、バカラでの軍資金$1500が、たったの1時間ほどで$12500へ。